vbnm1005の日記

恥をかき集めた

虫歯に蝕まれる

なにもかも、虫歯のせいだ。虫歯のいたみが私をブログ開設に誘ったにすぎない。「私」は悪くない、と思う。「思春期」の迷いの渦の、さらに奥へと後押しした虫歯が悪い。

要するに虫歯がいたんているというだけです。

 

高校を卒業した時点で私に虫歯なんてなかった。親は口をつけた食器をつかって私に食事を与えないように徹底していたらしい。

でもちょうど3年前、2度目のセンター試験が近づいたころ、ガムを食べながら頻繁に寝落ちという名の気絶を繰り返しているある日、パキッって歯が割れた。

まじでパキッ、って音がした。

田舎の地方都市にある大手予備校の自習室で、私の歯だったものは、私の胃の中へと消えていった。

そのあと、予備校のすぐ近くにあるなんとか公園歯科に駆け込んで、虫歯だと宣告してもらった。すぐ治してもらえた。

ただ、あそこの歯医者(◎×公園歯科医院)はかなりのクセモンで、私の口の中を一眼レフで撮りやがり、さらにはそれをメールで送りつけてきた。私の奥歯の歯並びがどうやらそんなによくないということも、そのとき知った。

 

それからは虫歯が怖くて、京都でも新しい歯医者を見つけ、半年に一度定期検診を欠かさずしている…はずだった。

 

今年の秋、ついにさぼった。電話も無視した。

予約をすっぽかしてごめんなさい。二条駅の近くにある歯医者さん、あそこは綺麗で、腕がよい。いいとこだからこれからも継続して通いたかったけど、気まずい。こうして私は自ら追い込まれていくし、罰を受けているのです。

いま、虫歯に苦しめられている。

飲んだ水が、氷柱のようにぎーーーって突き刺さる。あ、私は真水が飲めないから厳密には水じゃないんだけど。水が嫌い、っていうと驚かれるんですよ。ラーメン屋にいっても、私だけ水分摂取できないことも多い。

2020年の目標は、真水嫌いを克服することです。

 

ああ、すぐに話題がそれてしまう。

私は何を考えているかわからないと言われがちなんだけど、こうして思考があちらこちらに飛んでしまうからなのかもしれない。ご心配なく、自分でも追いつけていない。乗り遅れるな、乗り込むわよ。

キーボードを打ちつける手がどんどん過激になってゆき、どたどたどだどた…ってすごい音を立てているけど、それでも一瞬感じた「なにか」は、右から左へと、上から下へと、こっちからあっちへと、どんどん零れ落ちていく。

青年期にありがちな「自分らしさ」、ちゃんと例外なく見失っているけど、文章にしたからといってつかまえられるものではないと思う。

 

ついにはじめてしまった、ブログ。時折リアルの知人のほとんどと「繋がって」いるインスタに意味不明な長文をあげて、即座にアーカイブ化することで定評のある私だけど、それでもさすがにブログには抵抗があった。

はじめて、というわけではない。たぶん12年前から5年前くらいまで、ブログをしていた。小学校4年生のときにはじめたアメーバブログで、小学生特有のくそガキっぷりから厨二病、さらには「楽しい」高校生活などを幾度かの全消し転生をしながら、さんざん赤裸々につづっていた。

あのアメーバブログ、IDは「小学生の当時はまっていたオンラインゲームの『ヘボン式』ローマ字でつづった略称_suki」だったと記憶している。なんだよそれ、そんなので「大人はクソ」「生きている意味ってなんですか?」とかってつづっていたなんて、馬鹿でしょ。ああああばかばか、おたんこなす。あほ!

肩書きとして大人になった今でも、考えていることは大差ないというのが非常に情けない限り。

でも、ゴミすぎるリテラシーゆえに幾度かトラブルを起こした。そして、他の人にも取り返しのつかない迷惑をかけたのをきっかけに、もうブログはしないって決めていた。それなのに、最近考えがまとまらないことも増えてきたのもあって、またはじめてみたくなってしまった。

あのとき、自分はすべてを失いかけたし、実際多くのものをなくした。間違いなく、あれをきっかけに人生の方向性も変わってしまった。でも、私はもう大人になった。22歳。さすがに節度があるとは……思う。

そして、懲りずにこうしてブログをはじめた。 

 

これを打ち付けているのは実家のリビングにあるデスクトップPC。

真後ろには親がいるので画面が見られそうになるたびに、全く進まないレポートの書きかけの画面に切り替えてごまかしている。否、ごまかしているつもりになっているだけだ。これだけがたがた打っているのに、ワードの画面は数行書いたまま止まっているなんてそんなのちゃんちゃらおかしいもの。

この、謎の親への背徳感も、小学生のときから高校生までブログをつづっていたときも感じていた。懐かしいな。

 

というわけで、今日からブログをはじめます。この記事で終わったらうけるよね。笑ってください。笑ってくれ。ちなみに、このブログ記事以前の日付で投稿したことになっているものは、インスタのアーカイブにある文章を加筆修正して掲載したものです。

 

この記事1個だけで終わっていたら、3日坊主感が半端なくなるから、ね。そういうところも含めてプライドが高い。鳥海山くらいかな。

感想お待ちしてます、なんていったら負けなのも知ってるけど、感想お待ちしてます。