vbnm1005の日記

恥をかき集めた

強靭だったはずの骨〜フラグのほうをへし折りたかった〜

数日前、足をくじいたサークルの親友Pに、京都にいい整形外科がないか、と尋ねられた。そのときのわたしは「ないなあ、私実は骨折も捻挫もしたことない。人生で一度も整形外科にいったことないんだよ。◎◎◎子(本名)になるべくしてなった強靭さなんだ」と、自慢げに答えた。

まさか、これがフラグになろうとは。

転びやすい、そそっかしい、運動神経が皆無、そんな私に天が与えた強靭な体。感謝を忘れていないつもりだった。でも、22年間何事もなかったから、慢心があったのかもしれない。驕りもあったのだろう。実家のフローリングはつるつる。床暖房がついているとはいえ、冷え性の私はもこもこの靴下を履いていた。フラグが整った環境を私は走った。

あっ、やばい転んだ。そう思ったところで、生まれつき通っていない運動神経の伝令によって動かされる私の手足は、当然なにも活動しない。柔道でもはじめて、受け身を習うべきだったのだろうか。

後悔先に立たず。そのまま無抵抗の両足が前にもっていかれ、ツルッとギャグかのように滑った。いや、これはギャグだ。ギャグだよ。

打ち付けた弁慶の痛みに悶絶した。その後、とりあえず痛みの第1波が過ぎ去って、気力を取り戻して立ち上がろうとしたとき、左足に違和感をおぼえた。しばらくしても腫れぼったい感じがする。冷やしても効果が感じられない。そしてじわじわと、腫れる。階段ののぼりおりがキツい。左足の人差し指に響く感じがある。

実家から徒歩10分くらいのところに、うちの市ではあそこだ、といわれる整形外科があるのは知っていた。ちょっと落ち着いてから、買い物にいく母に便乗させてもらい、徒歩10分の距離を車で向かった。しかし水曜は午後休診。

単なる打撲だろうし、明日になって落ち着いていたら平気でしょ~と、両親はのんきに笑っていた。しかし度々転び、身体を打ち付けまくっていた私にはわかる。これはただものじゃない。

 

明日足が真っ黒になってたら折れてるってことだよ~と、母はフラグを立てた。

 

翌朝、つまり今朝、起きて足の指を確認した。左足の人差し指が青黒くなっていた。

そしていま、私は平均年齢75歳をゆうに上回っている◎◎整形外科の待合室でこのブログをぽちぽちと綴っているというわけだ。

 

さあ、結果はどうか。

 

 

 

 

案の定折れてた。全治2,3ヶ月。しかもできることといったら、となりの指とテーピングすることだけらしい。なんだよ現代医学。自転車は、何としてでもかかとでこいでやる。病院代に加えて、日常的に往復460円が飛ぶなんて耐えられない。

「だいぶひどいですね~、夜寝れましたか?」医師のそのひとことのせいで、痛さをおぼえはじめてしまった。実際は、大したことないのに。物理的だけではなく、心も、お財布も、痛い。

 

 

 

 

 

追伸

青紫となりグロくなった私の足の指の写真を、だれかに見せたくてしかたない。グロ耐性あるかた、ご一報ください。

 

さらに追伸

ご心配お掛けして申し訳ありません、私の極めて高い文章力のせいでものすごく重症にみえますが、まぁ歩けますし、テーピング巻くことしかできない感じらしいので見た目にもわかりません。びっこ引いてるだけです