vbnm1005の日記

恥をかき集めた

因果関係、胡散臭い

3月初旬(3/8)に書いて下書きのままお蔵入りしたブログを、いまさら(4/14)になって公開してみたくなった。

4/14現在、一応新年度がはじまった、ということになっている。この1か月で世界は変わった。想像していたよりもはるかに地獄のディストピアになっている。大学は封鎖された。まちには人が歩いていない。自分がすでに無症状で感染している可能性を否定できない。だから地元には帰れない。

「遠いどこか」で、こうもりを食べている「らしい」「自分たちとは違う」人々が、「人から人にはうつらない」「大したことがない」「せいぜいインフルエンザ程度の」ウイルスで苦しんでいる、そんなふうにまだ思えていたのが2か月ちょい前。

それに比べると1か月前は、うすうすそんなことないんじゃないか…?と気づき始めたころ。でも、まだまだ「三密」なんて認識はなかった。カラオケも行った、吹奏楽団の追いコンに行った、電車で姫路まで出かけた、バイトもしていた。日常を淡々と、でも今思うと確実に充実した生活を過ごしていた。街に増えるアルコール消毒液、そしてそれが店頭から消えるという流れは確実にあり、脅威が近づいていているフラグはたっていた。今思うと、だけど。まあ、推理小説を読み終わった後に気付く伏線のようなものにすぎない。そのさなかにいるときは何も思わなかったのだから。

そんなときの私の言葉を、あえていま見てみたくなった。そして次の1か月後は、私が生きている確証もない。うっけるー

 

 

 

 

3/8

ここは観光都市だ、そして今日は日曜日の昼間、なのに明らかに人が少ない。いつも人でうまっている鴨川デルタも、子どもが点在しているだけ。

やはりこの騒ぎが影響しているんだね、小中学校は休校なわけだし。

…って言いきってしまうの怖くない??

子どもの人数はいつもと変わらないのかもしれない。そういう先入観でみているだけなのかもしれない。人が少ないというのも私の主観だよね?本当にこの騒ぎだけが影響しているってどうやって断言できるのだろうか。

 

ツイッターがどんどん殺伐としてきている。エセ科学や、デマ、統計をゆがめて「根拠」にした極論…そういったものを目にするたびに、因果関係を簡単にみいだして述べてしまうことの恐ろしさを痛感する。

因果関係を帰納的にみつけているからこそいまの社会があるというのも事実なんだけど、でも怖いよ。というか胡散臭い。

 

これを食べたから痩せました!ユーチューブの広告が最近うざい。

これしか食べられないほどの精神的なストレスに襲われていた時期だからたまたま体重が落ちただけでは?と疑う力って必要なのではないかと思う。